こんにちは。YOKAの角田です。
GWも終わりましたねー
たくさんの方のインスタを拝見させていただきました。ありがとうございます!
さて今回はYOKA SHICHIRIN++の火のゾーンの使い分けについて。
基本的には、上段が強火、下段が弱火、と思っていただいて良いのですが、
下段のじっくりゾーンに実は秘密がありまして。
YouTubeなどで既出の情報ではあるのですが、 どうやら、この「じっくりゾーン」だと、野菜の味が一段アップするのです。 具体的には、旨味や甘みが増える感じ。 原因はなんとなくですが、YOKA SHICHIRIN++の仕組みにあるようです
上の図のように、下網のじっくりゾーンには炎が混じっておらず、純粋に輻射熱だけなんです。
「ろばた焼き」と検索していただくと、中央に炭のタワーがあり、その周りに魚を立てて焼いている様子が出てきますが、それと同じ仕組みと考えられます。
この仕組みが美味しさに対して何らかの作用をしているのではないか、と睨んではいるのですが、よく考えると「七輪」というくくりのなかでは、ここまで明確に「食材を輻射熱のみで焼く」という装置は存在していなかったので、なぜ下段、つまり輻射熱オンリーで焼くと野菜が美味しくなったりするのか?その知見がぜんぜん蓄積していないんだと思うんですよね。
(珪藻土七輪は珪藻土からの輻射熱も使って焼いているという話はありますが、それでも仕組み的には炎と混じってしまっています)
なんとなく「炭火で焼くと美味しい」という印象で世の中は止まってしまっている気がするのですが、ぜひ皆さんの力もお借りしつつ、「輻射熱メインで野菜を焼くと美味しい」という謎に迫っていければと思います。
特に白ネギだと顕著です。ぜひお試しを!